令和5年度「看護学実習施設就職説明会」を開催しました!
2024.3.29令和6年3月12日、令和5年度「看護学実習施設就職説明会」を開催しました。 説明会当日は、看護学部3年次生約80人が参加、県内外の25の病院・医療施設に説明会に参加していただきました。また、在学生へ「後輩が同じ職場に就職してくれたら、建学の精神である『以和為貴(わをもってたっとしとなす)』の心で患者さんを共に支援したい」という思いを持って、卒業生も約20人来ていました。本学では、多職種連携をはじめとし、相手の考えを受け止めたうえで意見を発信できるコミュニケーションを大切にする教育を展開されていますが、実習や現場でどのように生かされているのでしょうか。今回は、卒業生からのインタビューを中心に本学の学びを見てみます。
多職種連携を振り返って
武井 万莉さん(2022年度卒業生 名古屋市立大学病院就職)「様々な立場の人の視点に立つことにより、職場の人間関係において『つながり』を築くことができるのを実感しました。その点で、多職種連携は良い取り組みと思います。」
高丘 葉月さん(2022年度卒業生 名古屋市立大学病院就職)「多職種連携を学び、視点の広がりを身につけることができました。本学では、教育学部の学生と多職種連携を経験したので、小児の分野では役立つと実感しています。」
松居 航輝さん(2022年度卒業生 各務原病院就職) 「相手の話す内容を聞く、働く中で『傾聴の重要性』で実感し、多職種連携の取り組みはそこにつながってると思いました。また、学生の当時は新型コロナ禍で病院に実習に行けなかったので、先輩からの話がとても参考になりました。」
奥谷 世奈さん(看護学部3年次生)「先輩から、現場では様々な職種の人と患者様の解決方法を検討すると聞き、様々な職種の状況を知っておかなくてはいけないと思いました。」
本学の教育の強みとは
新井 和さん(看護学部3年次生)「傾聴の話に関連するのかもしれないですが、岐阜聖徳の建学の精神である「平等・寛容・利他」は、患者へむけて、つまりカンファレンスの場面で重要になってくるということを実習で経験しました。」
石木 花奈さん(看護学部3年次生)「岐阜聖徳は、病院を持っていないからこそ、様々な病院で実習を経験することができ、先輩の就職先も多様です。それが、岐阜聖徳の強みではないかと思います。」
岡部 真耶さん(看護学部3年次生) 「これまでに学んだことで、思いやりとは患者のみではなく、自身のケアやカンファレンスにもつながってると思います」
本学の就職支援について
武井さん「学生へのサポートが手厚いと思います。学生一人ひとりに応じてのアドバイスをくれ、履歴書の添削をしてくれました。」
先輩から後輩へのアドバイス
松居さん 「勉強をしなくては、と始めるのは遅いと実感しました。そして、『迷ったら聞く』ということも後輩には伝えたいです。」
最後に
卒業生からも、在学生からも、相手を思いやる心、本学の建学の精神である「以和為貴(わをもってたっとしとなす)」が臨床現場で生かされているという声が聞かれました。今後もこの精神を生かして、患者様の視点に立てる支援をしていってほしいです。