「看護学実習施設就職説明会」開催

2023.4.5

看護師への第一歩、
就職先の病院を考える。

2023年3月23日、岐阜聖徳学園大学看護学部では令和4年度「看護学実習施設就職説明会」が開催されました。
この説明会は2019年に第1回目の説明会を実施した翌年から、新型コロナウイルス感染症禍で過去2年間開催が中止や開催方法の変更などがあり、この3月実に3年ぶりの対面開催となりました。
説明会当日は1年生から4年生までの看護学部の学生約130名が参加しました。県内外の19の病院・医療施設に説明会に参加していただきました。
説明会の冒頭で、看護学部就職委員会副委員長の西田倫子先生が「看護師になるには長く険しい道のりがあります。この説明会に参加し、看護師になるんだという決意をもち、今後の学習に対するモチベーションを高める機会として、この説明会を大いに活用してください」と述べられました。
今回は説明会の様子と参加した学生の声について、取材を行いました。

今回の就職説明会のポイント、
自分にあった病院を見極める。

説明会では、4年生の学生は自分の就職活動において、就職試験の応募書類を提出する先を見極めることをはじめ、処遇や福利厚生、新人看護師教育制度、卒業生が勤務してるかなど、説明する病院のスタッフの話を熱心に聞いていました。

看護学部の学生の中には、病院からの奨学金制度を利用する学生も少なくありません。看護・医療系の大学は一般的な専門学校や大学より学費が高いと言われています。そんな学費面の負担をサポートするのが病院による奨学金制度です。
病院による奨学金制度の特徴は、その病院で一定期間働くことにより、返済が免除になるといったことがあります。
１、2年生の学生は今後利用するかもしれない病院の奨学金制度、その時に自身がその病院で働くことができるのかなど、将来の自分を想像しながら、病院の施設についてや教育制度など熱心にメモをしたり質問をしていました。

大学の就職サポートを

しっかり活用する。

看護学部では看護教員と就職課と共働で就職支援を行っており、履歴書の添削や、応募書類の準備、模擬面接の練習など学生一人ひとりに対応したサポートを行い、学生の進路決定まで徹底的にサポートを行っています。教員が学生の様子を気にかけており、就職活動が始まった学生に早めに声がけをするなど、学生にとって親身なサポートが心強い取り組みになっています。

先生との距離が近く、

些細なことも親身に相談に乗ってくれました

岐阜聖徳で看護を学び、
助産師の夢を叶えに

就職説明会後に参加していた２、3、４年生それぞれにお話を伺うことができました。二人は看護師資格取得後、助産師の資格取得を目指し、進学をするそうです。助産師資格の取得と就職活動が同時進行するため、今日は就職を希望する病院の説明を聞いたそうです。

臼田さん（2023年3月卒業）　岐阜聖徳の看護学部で助産師の資格が取れないことはわかっていましたが、看護師の資格取得率が高く、看護師資格取得を目指すためにはとてもいい環境だと思い入学をしました。岐阜聖徳の看護学部では教育学部と連携した授業があり、違う現場で働くことを目指す学生の意見を聞くことができたのはとても良かったです。医療は様々な職種と関わる仕事なので、在学中に多様な職種を目指す学生とコミュニケーションをとることができるので、就職後もこの経験は必ず活かされると思います。

小林さん（2023年3月卒業）　先生との距離が近く、些細なことも質問できたので、学習面でとても親身にサポートしていただくことができました。２・４年生の合同の授業があり、先輩とも交流できるので、学習面の様々なアドバイスをいただくことができる環境も岐阜聖徳ならではだと思います。