GIFUワークショップ ギャザリングVol.9 参加 ~教育学部 保育専修~

2023.12.25

2015年から始まったこのワークショップ。幼児教育や造形美術教育を学ぶ大学生がワークショップを展開し、子どもたちとふれあう貴重な場として、岐阜県美術館を会場にて開催されました。本学からは教育学部保育専修早矢仕ゼミ・桂川ゼミ3.4年生と短期大学部がワークショップを開きました。(20232年12月17日岐阜県美術館)岐阜聖徳学園大学教育学部保育専修のワークショップは、「かぶって、へんしん!」です。シールやテープ、いろいろな紙をはって「へんしん」しよう。をテーマに準備を進めてきました。

早矢仕教授に今回のワークショップの詳細をお話いただきました

ワークショップの参加は今回で二回目です。コロナ禍で参加を見送るなどし、なかなかタイミングが難しかったのですが、今回、桂川ゼミ、早矢仕ゼミ生によるワークショップが実現しました。「へんしん!」ですが、具体的には、一人分ずつ袋に準備し、その材料の使い方は参加者のアイディアによるもの、とのことです。どんな作品が誕生するかわくわくします。


袋の中を覗くと、色紙、セロファン、毛糸、弁当などに使われるパラフィンまで入っています。学生のアイディアなどで一つ一つの袋自体がオリジナルで、これを使えばきっと「へんしん」のための仮面もオリジナリティの高いものになっていくことでしょう。材料は主に、「貼る」ことで使用していきますが、切るなどの楽しみ方もあるとのこと。豊富な準備が個に応じた作品作りにつながっていくのだと感じました。


参加したゼミの学生の声です

私は今回、初めてワークショップという場を体験させていただきました。当日の他大学との作品や感想の交流、前日までのワークショップ事前準備など、様々な活動を通してワークショップというものが成り立つのだと改めて感じました。 今までは同学年だけのつながりしかなく、人数も少ないということもあり少し寂しい思いもありましたが、ワークショップをとおして、同じゼミの先輩方や他大学の方とのつながりが増え、新たな視点から造形について考えるきっかけを作る場になったのではないかと感じました。

当日は、「お面づくり」をとおして子どもたちと関わっていましたが、子どもの年齢が幅広かったため、それぞれの年齢に応じた援助が難しく、どこまで干渉すべきなのか迷う場面もありました。 全体をとおして、子どもたちが楽しそうに製作を行い、沢山の笑顔が見られたことは勿論、保護者の方も、子どもの制作の様子を見て「こんなもの作れるの?」と驚いている様子も見られました。普段は学校と仕事でなかなかゆっくりとコミュニケーションを取ることのできない環境に置かれているかもしれない親子が、このような機会に参加することによって、子どもが楽しめるだけでなく、子どもの成長を間近で感じられる場にもなっているのだと思い、感動しました。 来年は4年生になり、ワークショップに参加できる最後の年になりますが、是非来年も今年以上にパワーアップさせた作品作りを通して、子どもたちと関わっていくことができれば良いなと思います。(岐阜聖徳学園大学 教育学部 保育専修3年 参加学生Aさん)

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