GIFUワークショップ ギャザリングVol.9 参加 ~短期大学部~

2023.12.25

2015年から始まったこのワークショップ。幼児教育や造形美術教育を学ぶ大学生がワークショップを展開し、子どもたちとふれあう貴重な場として、岐阜県美術館を会場に開催されました。本学からは短期大学部木許ゼミと教育学部保育専修早矢仕ゼミ3.4年生がワークショップを開きました。(2023年12月17日 岐阜県美術館)

指導にあたってこられた短期大学部幼児教育学科木許隆准教授からは、「ワークショップ全体の参加者は16日(土)は330名、17日(日)は216名とのことでした。 音楽で参加したのは、本学のゼミが初めてだったので、美術館側もどうなることやらと心配していたようでしたが、イベントのアクセントとなっていたようで来場者にも大変好評でした。」と多くの方に楽しんでいただいた手応えをの言葉が聞かれました。

今回のワークショップのテーマ。いろんな音を楽しもう-音は音楽だけではなく、さまざまな場所に響いています。耳を澄ませば聴こえてくる「自然の音」から、「楽音(がくおん)」まで、音を聴いて音の美しさを感じてみましょう。この日は寒い日となりました。窓の外の木枯らしでさえ、耳を楽しませてくれる日となりました。

岐阜県美術館は、アートを介して感動できる体験や人と人とのつながりが育まれるような場を提供します。というコンセプトを示されています。

学生はワークショップを訪れや親子連れに積極的に話かけ、楽器の紹介、音の出し方、そして音楽を楽しむことを一緒にする、という楽しい時間を共有しました。

ウッドブロック、鈴、トライアングルなど見たことのある身近な楽器を手にする来場者に音の出し方を示しながら、演奏を一緒に楽しむ姿は、保育者を目指す学生の素敵な姿でした。

トーンチャイムという透明感のある音の出る楽器を使っての演奏。始めて手にする方も多く、その優しい音色に癒やされていました。

参加した学生の声です

ワークショップの中で、ゼミで学んだ楽器の演奏方法や、子どもが演奏する時にどのように伝えると良いかをいかすことができ、子どもに楽しんでもらえてよかったと思います。初めてトーンチャイムに触れた子どもが、音が鳴った時に緊張の表情から嬉しそうな顔に変わり、夢中で鳴らしていた姿が印象に残っています。子どもと一緒に「きよしこのよる」を演奏したり、自由に触って楽しむ姿を見たりして、楽器のおもしろさや音楽の楽しさを保育の活動を通して伝えていきたいと感じました。 実際に音楽を通して子どもと関わることができ、良い経験になりました。(短期大学部幼児教育学科第三部3年 参加学生Aさん)

他の大学のブースを見に行くことは出来ませんでしたが、私たちの所へ来る子どもたちの表情や持っている作品を見て、今回のイベントをとても楽しんでいる様子が伝わってきました。普段触れないような楽器を打って、新しい体験をして子どもたちにも楽しいと思ってもらえたのであればイベントに参加して良かったと思います。 私自身も楽器に触れる子どもたちのキラキラした顔を見て笑顔になれたし良い経験が出来たと感じます。(短期大学部幼児教育学科第三部3年 参加学生Bさん

ブースに来てくれた子に対して、学生から声をかけるようにし、輪に入りやすい雰囲気作りを心がけました。そうすることで、初めて見る楽器に驚きを見せていた子どもも、積極的に楽器に触れる姿が見られてよかったです。その際、楽器の正しい持ち方や音の鳴らし方を伝えるようにした。また、「見たことある楽器ある?」「どれか触ってみたい楽器ある?」などと子どもに尋ね、子どもがやりたい楽器を選択できるように声かけをしました。特に、トーンチャイムは1番子どもが興味を示していたように感じました。一緒に演奏できるように準備した「きよしこの夜」では、学生のサポートを受けながら演奏し、演奏し終えると楽しそうな笑顔を浮かべていたのがとても印象的でした。(短期大学部幼児教育学科第三部3年 参加学生Cさん)

はじめてワークショップに参加して、実習では子どもと一対一での関わりでしたが今回は保護者の方もいて子どもと関わるときにとても緊張しました。 初めて見る楽器に興味を示したくさん演奏している姿も見られ、新たな気付きを発見することができてよかったです。 名古屋芸大のブースを隣で見ていて、子どもが制作することに夢中になっている姿や保護者の方も一緒に楽しく夢中になって、活動していました。親子と一緒に活動する機会が園ではなかなかないので、このような機会があり絆も深まるなと感じました。(短期大学部幼児教育学科第三部3年 参加学生Dさん)

音をとおして来場者と楽しい時間を共有する。学生にとっては、普段の学びを実際にいかしていく貴重な体験の場となりました。学生自身が楽しむと来場した親子も笑顔になっていきます。現場での実習を体験している学生ですが、園での実習とは異なる学びが得られた1日になりました。

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