OB/OG Interview 02 前田康士朗さん

2020.4.2

幼少期からの夢に向かって

人に感動を届けられる役者になりたい


株式会社NAVY所属

前田 康士朗 さん

[まえだ・こうしろう]
愛知県出身。2019年3月、教育学部学校教育課程体育専修卒業。在学中に芸能活動をスタートし、 2019年5月に上京。テレビドラマ、映画、広告モデルなど多岐にわたって活躍する。


体育教員を目指し、仲間と学んだ4年間


ーなぜ、体育の教員を目指すようになったのですか?

昔から体を動かすことと、子どもと接することが好きだったからです。体育の教員になろうと決めたのは中学2年か3年の頃だったと思います。

ー本学での大学生活を振り返って、どのように感じていますか?

同じ夢に向かって仲間と一緒に勉強することは刺激的で、とても楽しかったです。教育系の大学でなくても教員を目指すことはできますが、 この大学のように教育学部で目標が決まっている集団の中で学ぶことは、よりお互いのモチベーションアップと成長につながると思います。

ー仲間と切磋琢磨の4年間だったのですね。

そうですね。就職する前から教育というテーマに真剣に向き合えることは、教員を目指す学生にとって恵まれた環境だと感じていました。


悩んだ末に、憧れの役者の道へ


ー教員志望から役者の道に進路変更したのはなぜだったのでしょうか?

大学3年生になって、いざ真剣に卒業後の進路を考えたときに、純粋に好きなことは何かを改めて自分自身に問い直しました。そのとき、幼少期から憧れていた役者という道が見えてきたんです。


ー役者さんに憧れていたんですね。

はい。私は昔からテレビっ子で、ドラマや映画を見ることが大好きでした。でも、芸能界で働くということは非現実的で、自分が役者になるとは思ってもいませんでした。

ー大学3年生という時期での進路変更は不安ではなかったですか?

そうですね。親も教員という職業を目指すことに大賛成してくれていたので、役者の道に踏み出すことについてはとても悩みました。

ーそれでも踏み切ることができたのはなぜだったのでしょうか?

最終的には好奇心の赴くままに、やりたいことに挑戦しようと決心したからです。芸能活動は大学を卒業する半年くらい前からスタートしました。


人に感動を与えられる役者になりたい


ー現在のお仕事について教えてください。

今は東京の芸能事務所に所属していて、テレビや映画、広告のモデルなどの仕事をいただいています。

ー実際に憧れの役者として働いてみてどのように感じられていますか?

周りには幼い頃から芸能界を目指してきた人もたくさんいて、自分ももっと早く役者を目指していればよかったのではないかと思うこともありますが、自分は大学に進学したことで周りの人にはない経験を得られているのだと、今ではポジティブに捉えています。


ー岐阜聖徳学園大学での学びが役立ったことはありますか?

体育教師の役をいただいたときに、教育実習の時の経験や勉強してきたことがとても役立ち、現場で重宝されました!

ーこれからの展望を教えてください。

まだ社会に出て半年ほどなので、目の前のことに 精一杯ですが、将来は映画メインの役者になることが目標です。自分がテレビや映画を見て、笑ったり、泣いたり、楽しませてもらったように、私も画面の向こうの人たちに感動や影響を与えられるような役者になりたいと思っています。

ー最後に、本学の学生に一言お願いします。

教員を目指している学生さんも、他の道に進む学生さんも、仲間と刺激し合って夢に向かってがんばってください!


[映画の撮影風景]


これまでの仕事の中でも印象的だった8mmフィルム短編映画の撮影風 景。1分のために何時間、何十時間を割いて撮影します。役者さんはみんなスイッチの切り替えが早くて、カメラが回っていない時は和やかですが、演技に入ると別人のようです。テレビで見ていた役者さんが目の前で演技をされているのを見ると感動します。


ー岐阜への想いー

私は愛知県犬山市出身なので、岐阜県は昔からなじみ深い土地です。私は自然や田舎が好きで、学生の時は友人と下呂温泉に遊びに行ったり、大学近くの堤防をドライブしていました。社会人になってからも、帰省した時には岐阜に立ち寄ることも多いです。

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