オンライン授業あれこれ・・・    通常とは異なり、自宅での授業となっている昨今ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？　新入生にとってはもちろん上級生にとっても初めての体験です。今回は実際にオンライン授業を受けてみて、見えてきたメリット・デメリットなどを学生ライターが紹介していきます。

〇オンラインだからこそのメリット

オンラインでは、リアルタイムでの授業はかなり少なく、動画の視聴・レポートなどの形が多いと思います。本来の大学で講義を受ける形が一番ベストですが、好きな時間に受け、服装も自由にして受けることができるのはオンライン特有のメリットです。また、移動時間という概念がないため、いつも何十分もかけていた通学時間がなくなり、その分の時間を有意義に使うことができます。読書や料理などこの機会に何か新しい趣味でも始めてみてはいかがでしょうか？ 資格取得ための勉強をしてもいいかもしれませんね。

●見えてきたデメリット

先ほどメリットであげた好きな時間に受けることができる点はデメリットにもなりえます。課題やレポートについて、後でやろう後でやろうと思っていて結局締め切りギリギリで...なんてことが多いのではないでしょうか？やるときはしっかりやる。でもプライベートもしっかり持つとメリハリをつけるのがいいでしょう。 また、インターネット回線の関係やアプリ操作など、慣れないと操作などややこしい部分もデメリットの一つですね。

◎デメリットに思えることもメリットに

一見デメリットが多いように見えるオンライン講義ですが、勉強しやすくなった点もあります。それは質問のしやすさです。オンライン授業で使われるZoomなどのアプリにはチャット機能が備わっており、質問や相談したいことを教授とやりとりできます。通常の対面講義では、質問するためには大人数の前で教授に聞きに行く必要があり、質問する学生のも回答する教授もなかなか大変な一面があります。しかし、チャットでのやりとりの場合、そういった必要はありません。他の学生が見られない一対一のチャットでも会話ができるので、直接質問するより敷居が低いのではないでしょうか？ また、MANALOGでディスカッションを開いて質問を募集している教授もいるので、一度チェックをしてみましょう。

長い自粛生活。操作など慣れない中での授業で大変な思いをしている方も多いと思います。今僕ら学生にできることは、できる範囲でより良い学びをしていくことです。コロナもいつかは終息します。コロナが終息した日、みんなにまた会える日に笑顔でいられるように今自分たちにできる最大限のことをしていきましょう。

どんな環境の中でもよりよい学びをしていこうとする真摯な学びの態度。表裏とも言えるメリットとデメリットを前向きのものにしていくその姿勢。どれもがキャンパスライフを充実させていく基本になっていきます。自宅での時間を有効に使い、読書や資格取得のための時間、料理などの趣味の時間にあてていくなんて素敵だと思います。みんなで｢コロナ禍｣を乗り越えていきましょう！