岐阜聖徳生の軌跡① 企業・病院編 外国語学部 外国語学科 片山 桐子さん

2023.7.4

企業就職内定をいただいた学生から、大学生活、就職活動、卒業後の生活への期待感などを語ってもらいました。4年間の岐阜聖徳での学びを後輩に伝えていきます。

大学生活での多くの人との出会いが、私を一回りも二回りも成長させてくれました

外国語学部 外国語学科 片山 桐子さん(愛知県立五条高等学校出身)ANA中部空港株式会社[航空]グランドスタッフ

大学2年生というはやい時期から、国内のインターンシップに参加できる授業があること、3年生では就職活動に関する授業授業や就職合宿などのイベントが豊富にあり、就職課の方々にはアットホームさのある手厚いサポートをしていただきまいした。大学3年生の4月、ゼミの先生とこれまでの活動について話している際に「地道な継続力」という自身の強みを自覚することができました。就職活動において悩んだ時、ゼミの先生、ゼミの先輩、就職課の方々に必ず相談をし、効果的に就職活動を進めることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。また、TOEICのスコアも当初の475点から890点にアップすることができました。英語の学習を通じて、英語の力のみではなく、地道に物事を取り組みを続けることの楽しさを実感でき、人間的な成長にも繋げることができました。何事にも挑戦する機会をくださり、それを手厚くサポートしてくださるあたたかい、岐阜聖徳学園大学が私は大好きです。

大学生活はどのようなスタートでしたか

大学入学時はコロナ禍で、入学後も先生方にも友人にも会えない中、ただ、パソコンと向き合い、授業、課題、アルバイトをこなす、なんの変哲もない、ルーティーン化された大学生活を送っていました。「大学生活ってこんなにも淡々としているものなのか」とずっと思っていました。そのような中で、「履修科目ではすべて『秀』をとろう!」という目標を立てて、ただひたすらに机に向かっていました。

TOEICの得点が飛躍的に伸びていますね

春に「キャリアセミナー」といTOEICの授業で、ゼミの先生から「誰でも高得点を狙える、目標に向かってもっと刺激的な生活を送ってみませんか」という言葉に感化され、TOEICの学習を始めました。年間1,500時間以上の勉強をしても伸び悩み、大幅なコストダウンなど苦しい時期も多くありました。そんな時こそ、失敗から学び続けることを大切にしてきました。そして、先生からロンドン大学のサマースクールのことを教えてもらい、挑戦を決意しました。

ロンドン大学のサマースクールと就職活動について聞かせてください

4月から企業情報の収集をはじめ、6月にはエントリーを完成させました。そして7月、学内でひとりのみ派遣が認められるロンドン大学のサマースクールに参加しました。ハイレベルな環境で世界の友人に囲まれ、前向きな彼らと過ごし、「より英語を学んで、多くの人と会話をしたい」という気持ちが強くなりました。帰国後には30社のインターンシップにも参加。知らない世界をたくさん知ることができました。

英語レシテーションコンテストへの出場にも参加されましたが

11月に学内で開催される、英語レシテーションコンテストに出場しました。お互いの発表を聞いてアドバイスをし合い、共に頑張ったからこそ、「相手の結果を喜ぶことができる」、「うれしさも倍増する」という経験をしました。後期も30社のインターンシップに参加し、参加総数は60社になりました。また、同級生6人と先輩1人のグループで、週一回、面接練習をしました。また、就職合宿や学内の合同企業説明会に参加しました。

「後悔のない選択」に対する恐れと未来への決断

就職活動において最も困難だったことは、「就職先を一つに決める」ということでした。「自分にとってベストな、後悔のない選択はどのようにするればできるのか、どのように一つにきめたらよいか」、最近までずっと悩んでいました。そんな時に主に相談したのが、「ゼミの先生、ゼミの先輩、就職課の方々」です。「近い未来のみを考えるのではなく、自分がこれからどのようなキャリアを築いてきたのか、長期的なプランを具体的に考える」ことが大切と学び、後悔のない決断ができたと思います。この時期は非常に大切な時間だと振り返って思っています。仕事面では何事にも誠実に向き合い、お客様からも共に働く仲間からも信頼されるグランドスタッフになりたいです。そして、将来的にはオペレーションマネージメントという部署に挑戦し、運行支援を行うことで、陸のパイロットとして、活躍することが目標です。


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