4年ぶりの現地開催、岐阜保育研究会第23回大会が盛況のうちに終了しました
2023.12.2保育現場でご活躍の先生方、地域で子育てをされている保護者と 子どもたちにご参加いただいている「岐阜保育研究会大会」が岐阜聖徳学園大学岐阜キャンパスを会場に、11月25日(土)に4年ぶりに現地開催されました。
午前中の【保育者のための実践講座】「社会的養護における子どもの権利擁護」(藤田哲也専任講師)「気になる子供の保護者に対する子育て支援」(徳広圭子教授)「子ども自身の必要感や関心による保育を探る」(石田開教授)には受付と同時に多くの受講者の方が来場し、それぞれの会場に向かいました。
体育館では本学学生による【あそびひろば】が企画されました。学生が工夫を凝らした遊びを親子で楽しむ姿があちこちで見られました。将来保育者を目指す学生にとっては、企画の段階から来場者を想像しながら、いかに楽しんでもらうか、来場者にはどのように接するとよいか、自分が遊びを楽しみながらも、準備にも十分な準備を重ね、当日を迎えました。ふだんの学びを実践し、体験を通して保育者としての力をつけるよい機会となりました。
午後からは、佛教大学教育学部教授の小林みどり先生を講師にお迎えし、【特別講演】「子どもの主体的な活動と保育者の役割-共鳴するってなんだろう-」が行われました。(講演骨子詳細は要項をご覧ください)
今回事務局を担当された安部准教授は研究大会を振り返り次のように話をされました
今大会は4年ぶりの現地開催ということで、企画委員を中心に、色々なことを一から確認 しながら準備を進めてきました。不安はつきませんでしたが、当日は、天候にも恵まれ、多くの参加者が来場くださり、とくに大きなトラブルもなく、盛会の内に終えることがで きました。学生たちも、あそびひろばの企画・運営を通じて、実習とは異なる立場・状況か ら子ども達や保護者の方々と関わる中で、保育の実践に関する学びを深められたのではな いかと思われます。また、ご参加いただいた地域の保育者の皆様とは、「保育者のための 実践講座」や「特別講演」を通じて、保育の在り方について共に学ぶ機会を得ることがで き、短大と地域との繋がりという点において、今大会もその役割を担うことができたと感 じています。ただ、多くの成果を得られた一方、開催を通じて様々な課題も見つかったた め、今回のことを教訓に、次の大会がさらに素晴らしいものとなるよう目指していきたいと思います。