看護学部 | 石榑 翔 |名古屋大学医学部附属病院

2020.2.19

 岐阜聖徳学園大学・短期大学部の学生は、どのように大学を選び、どんな進路を見つけ、夢を実現させたのでしょうか。 大学生活とは切り離せない「就職のこと」について、内定者や合格者たちが語ってくれました。 今回は、名古屋大学医学部附属病院に内定した看護学部 石榑 翔 さん(三重県立松阪高等学校 出身)が話をしてくれました。

Q.就職内定先を志望した動機を教えてください。

内定先の病院は小児がん拠点病院として日本の中でも最上位の評価で認定されており、様々な症例が集まっているため、より知識を深めていけると考えたためです。

Q.就職活動においてアピールした大学生活での経験、また、就職内定につながった決め手はどんなところだと思いますか?

自分がどこの科を志望していて、その科の中で看護師としてどのように携わっていきたいか、どんな看護をしていきたいと考えているのか、そこを明確に述べることができたところです。つまり、具体的に看護師としてのビジョンがあったことが要因だと思っています。

また、就職活動においてアピールしたのは、LGBTQのサークルにアライ(LGBTQ当事者たちに共感し、寄り添いたいと思う支援者)として属していたことです(学外での活動です。)。当事者の方たちの境遇や環境、苦悩、思い等を傾聴し、居場所を作っていくという支援は看護にも通ずるものがあり、この関わりが今後の看護にも役に立つと思いました。また、LGBTQの方は13人に1人の割合でいるため、臨床現場で気付いた場合、率先してどのような配慮が必要であるのか対策を講じていくことが可能なのではないかと考えています。

さらに、現役の看護部長の方に面接指導をして頂けるという機会が2回もあったことは、大変心強かったです。本番でも、冷静に受け答えすることができました。

Q.今後の夢や目標を教えてください。

子どもの成長は環境や周りの人の関わりに大きく影響を受けるため、その妨げとなる原因を取り除けるようケアをし、成長を促す看護を目標に携わっていきたいと考えています。また、臨床経験を積んでいく中で、より専門的知識とリーダーシップを図っていくためにも認定看護師もしくは専門看護師も将来的に取得をしていきたいと思っています。

Q.後輩や大学を目指す高校生のみなさんにアドバイスやメッセージをお願いします。

自身の考え方や価値観に影響するような経験、体験を積極的にしていくことは、多くの人と接していく時に役に立つので、ぜひいろんなことに挑戦してみてください。



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