本学教授のおうち時間を活かす取り組みをご紹介!
2020.8.11本学では新型コロナウイルスの影響を受け、本学教授陣は専門分野を活かした様々な取り組みを行なっています。 その中から、教育学部の川上紳一教授と小栗和雄教授のお家時間を活かす取り組みをご紹介します。
「川上教授のおもしろ理科授業」がYoutubeで公開!
外出自粛規制による長期の休校や遠隔授業により、子どもたちが普段通り学校で学ぶことが難しい状況が続くなか、4月末から川上紳一教授がスタートしたのは小学生を対象にしたオンライン授業「川上教授のおもしろ理科授業」。
川上教授がこれまでに撮りためた動画や写真素材のなかから、子どもたちに伝えたいテーマをピックプし、37本の動画をYouTubeで公開しています。
子どもの集中力が持つように編集された約15分間の動画では、昆虫の生態や植物の成長、天体観測など、身近にある様々な自然現象についてレクチャー。普段何気なく目にしている自然現象を専門的な観点からわかりやすく解説します。
「今は好奇心さえあれば学ぶ機会をつかむことができる時代です。本来は外に出て自然に触れながら学ぶのが一番。動画が子どもたちの好奇心をくすぐり、外出ができるようになったら外に出て体験して欲しいですね。」と川上教授。
今後も川上研究室ではおもしろ理科授業の動画だけでなく、学生も交えながら小学校の教科書の内容に合わせた動画教材の制作など、子どもたちにオンラインでの学びの場を提供していく予定です。
[図鑑のように楽しめる理科教材データベース]
川上研究室「新・理科教材データベース」では、動画以外にもたくさんの写真素材を公開しています。データベースは川上教授自身が写真を撮影して日々更新中。小学生だけでなく、大学生や大人でも新しい発見があり、まるで図鑑のページをめくるように楽しめます。
大学教授が考案!「お家で簡単レクリエーション 家レク」
運動生理学・発育発達学を専門とする小栗和雄教授は他大学の教授や大学院生を含む研究仲間とともに、親子で楽しみながら体を動かすことができるレクリエーションを収めた動画「お家で簡単レクリエーション 家レク」を制作。
4月末から5月半ばにかけて、全25種類をYoutubeにて公開しました。
「家レク」動画の制作は、外出自粛期間に親も子どもも家にいる時間が増え、心身ともにストレスが溜まっていく状況を課題に感じ、大学教授として何かできないかと始まりました。
小栗教授は25本の動画のうち「ヒップウォークグリコ」を考案。誰もが知っているグリコゲームに骨盤の運動を掛け合わせたレクリエーションです。
どのレクリエーションも、科学的な理論に基づきながらも、遊び感覚で実践でき、親子のコミュニケーションも取れるのが醍醐味。
小栗教授は「まさかこんなに長い間外に出ることができなくなるとは思いませんでした。運動は何よりも楽しむことが大切なので“トレーニング”ではなく“レクリエーション”である必要があったんです。」と振り返ります。
教授によると運動を長く続けるコツは「楽しむこと」と「誰かといっしょにやること」。
誰でも簡単に始められる家レク、みなさんも挑戦してみませんか?