教育学部|大塚 友貴|岐阜県公立学校教員(小学校教諭)
2020.12.25岐阜聖徳学園大学・短期大学部の学生は、どのように大学を選び、どんな進路を見つけ、夢を実現させたのでしょうか。 大学生活とは切り離せない「就職のこと」について、内定者や合格者たちが語ってくれました。 今回は、岐阜県教員採用選考試験(小学校教諭)に合格した教育学部 大塚 友貴 さん(岐阜県立長良高等学校 出身)が話をしてくれました。
Q.在学中に最も頑張っことはなんですか。
私は所属していた合唱団での活動を頑張りました。大学1年生の時に、高校時代の部活の仲間を集めて、社会人チームの合唱団を創設し、団長を務めました。そこでは、訪問演奏やコンクール出場などを通して活動の幅を広げてきました。特にコンクールでは、県大会で金賞、中部大会で2位を受賞できました。 私はこの活動を通して、目標を持って積極的に挑戦する力をつけることができました。ゼロから新たなものを生み出すことはとても大変でしたが、「やりたい!」という気持ちを大切に、思い切って行動することで、様々な学びがあり、自分自身も成長できたと思います。
Q.学部学科の印象的な学びを教えてください。
私はピアノのレッスンが印象的でした。個々のレベルに合ったレッスンをしていただけます。どの先生も本当に面倒見が良くて、1対1で丁寧にみてもらえる点が音楽専修ならではだと感 じました。 私は4年間ピアノを学んで、継続して努力できるようになったと感じています。ピアノは地道な練習の積み重ねが欠かせないものであるがゆえに、時には挫けそうになることもあります。しかし、毎日少しずつでも良いから目的を持って練習し、すぐに納得のいく演奏ができなくても粘り強く努力し続けることで、大きな成長につながると学びました。また、努力する学生のことを全力でサポートしてくださる先生ばかりなので、とても心強いです。
Q.大学の就職サポートで利用したものを教えてください。
教採対策講座(東京アカデミー講師による授業)、教員採用模擬試験、集団面接・個人面接練習、論作文添削、県別二次試験対策講座など。 特に面接練習では、大学内に教採の面接官を経験された先生方がたくさんいらっしゃるので、より実践的に練習ができました。また、どの就職サポートも仲間と活動することが多いので、お互いに情報共有をしたり、切磋琢磨したりできる環境が整っていました。先生方は、学生のために本当にたくさんの時間を割いて練習に付き合ってくださり、ささいな悩みや心配事も一緒になって考えてくださる方たちばかりなので、安心して教採に臨めました。
Q.志望の職種を決めた時期はいつ頃ですか。
私は大学に入学する前から、岐阜県の教員になりたいと思っていました。 教員を志望したきっかけは、小学生の時に、着任式でライオンキングを歌ってくださった恩師の存在です。心から音楽を楽しむ姿や子ども達を魅了する素晴らしい歌声に感動し、自分もこんなふうに音楽の魅力を伝えられる教員になりたいと思いました。
Q.ご自分の強みはどんな点ですか。それはどのように合格につながっていますか。
自分だけにしかないエピソードを持っていることだと考えます。私は「音楽」を柱に大学生活を送りました。合唱やピアノだったら誰にも負けないくらい努力したこと、自主的に演奏会を企画して開催したこと、音楽活動を通して大きく成長したこと等、胸を張ってアピールできたことが強みだったのではないかと思います。 この強みは、何事も目標を持ってやりきることで磨いてきました。成功しても失敗しても、目標に向かってやりきる中で必ず学びがありました。その学びを吸収しながら、自分が経験したことは自分だけのものとして大切に心に留めておくと、振り返った時にとても大きな財産になっていました。
Q.社会人になってからの夢や目標を教えてください。
大学で学んだことを生かしながら、子どもたちに音楽の素晴らしさを伝えられる教師でありたいです。また、私自身音楽が大好きなので、自分の演奏活動を続け、一緒に学んできた仲間と共にまた演奏会を開催したいです!